歴史研究部は10月27日に和歌山城周辺の散策に出かけました。天気は曇り空でしたが時折晴れ間も出て、散策日よりでした!
散策ルートは、(集合)南海和歌山市駅→和歌山市立博物館→水門吹上神社→和歌山城→岡公園(陸奥宗光像・ビタミン博士高橋克己の碑)→わかやま歴史館→南方熊楠生誕地碑→勝海舟寓居碑の順で散策しました。
はじめに訪れた市立博物館では、「和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念大祭」の特集が組まれていました。724年に聖武天皇がこの地を訪れてから今年で1300年。聖武天皇がその景観に感銘を受けて以来、この地は多くの歌人に詠まれ、和歌の聖地としての名声を確立してきたそうです。
次に訪れた水門吹上神社では一斉参拝を行いました。当神社は、紀州の十日戎祭発祥の社として知られています。
次にメインとなる和歌山城を訪れました。和歌山城は徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城でした。また「暴れん坊将軍」でも有名な江戸幕府8代将軍徳川吉宗の居城でもあります。かつて海から眺めた景観が、虎が伏しているように見えることから名づけられた虎伏山。その山頂に建つ和歌山城天守閣からの眺めは絶景で、生徒もここぞとばかりに写真撮影を行っていました。城内には「伏虎像」があり、ガイドの方がその由来を説明してくれました。
和歌山城内には、動物園があり無料で開放されていることに、生徒も驚いていました。
また、和歌山城周辺には、紀州藩出身の陸奥宗光像や、和歌浦・加太の砲台検分に訪れた勝海舟が滞在したことから、その記念碑が残っています。世界的な博物学者南方熊楠の銅像もあり、おだやかな表情の銅像が建っています。
歴史研究部は高校と中学合同で活動しています。今は興味・関心のある名所・旧跡を散策していますが、少しずつ新しいことにもチャレンジしていきたいと考えています。
次の歴史研究部の活動と活躍にご期待ください。